ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

死んでないただ一つの理由

2年前の3月のある日、眠れなくてつらつらと書いたメモが出てきたから成仏させる

読み返したけどあんまり変わってないな、今と

ちょっとだけ明るくなったかな

死にたいと思う自分を許せるようになったから

 

 

↓2020年3月↓

 

死のうとしたことがある

本気で薬をたくさん飲んで(睡眠薬やら向精神薬やら風邪薬やら色々)手首をぐっさり切った

手首を切るのは当時習慣化していてもう傷口からは腱が見えていた

翌朝母親にバレて病院に連れていかれた

ちょっと違うか

母はひどく動揺して私は死ねなかったことに落胆しつつも主治医に連絡するよう母に頼み病院に連れていってもらったのだ

当時の主治医とは10年くらいの付き合いで正直もう限界を感じていた

言いたいことは言えないし、訴えたことに実益のある答えが返ってこないから

医師もそう判断したのかしらないがもっと大規模な精神科の病院を紹介された

そして初めて精神科で入院した

新しい主治医新しい心理士さん

それまで少しだけ予期していたけれどまさかと思っていた発達障害に関わる検査もしてもらった

想像以上にがっつりその範囲内だった

自閉症スペクトラムにも段階というかグラデーションがあると言われたけど恐らくだいぶ黒に近い

そこでやっと安心したのだ

ずっと普通になれないことにコンプレックスを感じていたけれど、そもそも世間にいう普通にはなれないのだ自分には

心理士さんは面白い例え話をしてくれた

今までのあなたは本当は左利きだと知らずに右利きだと思い込んで無理をしていたようなものだと

やってできないことはない

ただ恐ろしく労力が必要でとんでもなく疲れる

なのにがんばればできてしまう

ずっとずっと頑張りすぎていてしなくていい苦労をしてきた

これからは自分にあったやり方を探していこうと

これが約2年半前の話

それからずっとその心理士さんにお世話になっている

順調に来たわけではない

ただ以前とは変わった部分もある

まずは家族から離れたこと

家族と言っても他人なのだ私にとっては

同じ家で生活していることに相当なストレスを感じていた

中学生の頃から何度も家出したいと思ったけれど行くところもお金もないので実行できなかった

ちなみに中学三年の時に摂食障害になって死にかけたことがある

今思えば自閉症スペクトラムの二次障害である

中学生活に自覚している以上のストレスを感じていたのだと思う

その頃からずっと死ぬということは頭にある

自ら命を終わらせたいと願っている

それは今の心理士さんになって何回もそれこそ週に2~3回会ってたくさん話して色んな考え方を教えてもらっても変わらない

初めて入院したあともまたたくさん薬を飲んで意識が朦朧としているのが主治医にバレて2回目の入院もした

ばれない程度にODすることなんかざらにある

リストカットはずっと続いていたのが一人暮らしを始めて治まったけど、最近また復活した

血を見ないとやってられない

死にたいけど死なないためにリストカットしている感覚

車道に飛び出して轢かれてみようかと思う

それを抑えるためにリストカットする

少しだけ死んだ気分になるため

なぜそこまでして死ねないのか

それは今の心理士さんにとてもなついているから

これまで会った何人かの医師や心理士さんとは全然違う視点や考え方をもっていてそれが自分にとても馴染んだから

あぁ多分この人は私のことをわかってくれるなと何回か話すうちに感じた

エスパーかと思うくらい伝わっていることもあるくらい

2年半の付き合いのなかで関係も少し変わってきて、心理士と患者という立場よりはもう少し個人的な付き合いになってきた

私がなぜ死んだらいけないのかと問うと

一般論としては死ぬのは個人の自由だけど、僕個人の思いとしてはあなたに死んでほしくないと返ってきた

これまでのやりとりで学んだことも知ったことも自分に少しは変化があったことも事実

最近またとても死にたい衝動に駆られているし、生きている理由なんてないと本気で思っているけれど

でも死ねない

死んだら彼の存在を全否定することになるから

それは嫌だ

これまでのやりとりを全部否定したいわけじゃない

良いことだってあったのだ

今だってしんどくて見えなくなっているだけで、以前の自分とは変わっているところはあるはずで

それなのにそれ以上に死にたい気持ちが強くて

かろうじてギリギリのところで留まっているけど、いつ糸が切れるかわからない

心理士さん、自分で言っていたけどその理由で生きているのでは、僕のことどうでもよくなったら理由がなくなるんでしょと

全くその通りで

それ以外に生きてる理由も死んでない理由もない

どうでもよくなる日が来たら本当に申し訳ないけど死ぬ

それくらいギリギリ

死ぬなよ頼むからって言われてごめんと思った

なんとか頑張ってみるけど絶対とは言えない

生きる理由が自分のなかに無いと危ういのだ

それはわかってる

でも今の自分にそれを見いだすことができない

こんなにしんどい世の中でどうやって生きていけば良いと言うの

自分なりに試してきたよ

他人からすれば甘いと言われるかもしれないけれど、所謂一般的ではない働き方も試したし、やっぱりと思って普通のふりをして働いてみたりもした

でもダメなんだ

何をやってもうまくいかない

どんどん自信がなくなる

努力が足りないせい?それだけではないだろう?

まだ自分にも合った生き方が見つかってないだけだと言えばそうかもしれない

でももう疲れたよ

楽しかったはずのことがどうでもいい

お金が無きゃ遊べないなら遊ばなくて良い

もうこの先良くしていこうという気がないのに年金までもらって生きているのが申し訳ない

死ねない

だけどやっぱり死の誘惑は断ちがたい

その狭間で葛藤していることがひどく愚かに感じる

死ねないと思うなら開き直れよという自分もいる

そんか簡単に行くかボケという気持ちもある

どうしてこんなになっちゃったのか

恨みたい人はいるけれど恨んだところでどうしようもないし

1番嫌いなのは自分で1番大事なのも自分

30年も生きてきてまだ自分の足で立ててない

本当はこんなに長く生きるつもりじゃなかった

摂食障害になった時点で早く死ぬと思ってた

そうなればどんなによかったことか

眠れない夜に考えること

死ぬなよ頼むからという言葉に依って生きているけど

裏切ってもいいという気持ちになったらどうなる

申し訳ない、でも、自信ない

なにがあったら生きることに意味を見いだせるのだろう

誰かを推すということはあやふやなものだということはこの1年でわかったから、余計にわからない

死ねたら楽なのに

死んだらダメって意地張ってるからつらい

愚かなこって

毎晩明日がこなければ良いと思う

寝てそのままサヨウナラ

それなのに眠れないなんだな

命ってさ、自分の意思ではどうにもならないところで生まれてしまうわけで

それが私には耐えられない

心理士さんはエスパー並みにわかってくれるけど、やっぱり他人だから全部は伝わらないし

なんなんだろうね

これはもう眠れなくてつらくてしんどくて書いてるから支離滅裂だけれども、何が言いたかったんだろう

生きてる理由が心理士さんのためという危ないところにいて怖いねということかな

その心理士さんは普通とは少し変わっていて、多分そこがなついてる理由

本当は裏切りたくないよ

私にできることなんて何もない

能力や魅力があると言ってくれる人もいるけれど、そんなものは使うところがないと意味がないんだ

探せよ?って思うだろ

探してるよ、でも何をするにも自信がないの

気持ちが続かない状態だから

こんな自分には何もないと絶望する

それでも死んでない

変なの

書いたら眠れるかと思ったけどそうでもないや

終わるか