ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

聞こえるメリットデメリット

診察日

主治医は今日も心配してくれていた

私が慣れないことをするのが特に苦手だとわかっているからだろう

目がしんどくなるのは疲れの指標にするといいと言われた

あと痩せていくなら注意とも

主治医は周りから入ってくる情報に左右されないためには自分に集中するしかないと言った

だから多少集中しすぎるくらいは仕方ない、それしか手段がないそうだ

それくらい言われたほうが個人的には楽かな

節約するよりはやりやすい

 

心理士さんには自分に集中する難しさを相談する

私はその場にあるすべての音を拾ってしまう構造の耳と脳を持っていて、それが厄介であり便利でもある

人が何人もいるような場所では当然会話もあるしトラブルも起きる

そういうものを全部拾ってしまって、流せればいいんだけどいちいち感情が沸き立ってしまうのが厄介

ポジティブな感情ならあまり問題ないが、負の感情が起きるとそれを抑えて自分の目の前の作業に集中することにとても労力を使う

できるんだけどものすごく疲れる

心理士さんは情報が耳に入ってきたことによって起きる感情をスルーすることは、ある種のスキルだからすぐに体得できるものではないと言った

いっそ音を遮断してしまえば?とイヤーマフを勧められたが、それはそれで怖いのだ

音が全部入ってくるのにはメリットもあって、機械の音も人の会話も自然の音もすべてその場の状況を把握するのに使っている

ひとりでいるなら無音でも平気だが、他人がいる空間で音を遮断してしまうのは恐怖

その場の状況を常に把握していないと不安でどうしたらいいのかわからない

これは記憶にある幼稚園のころからそうだから本来の気質なんだろう

おかげで幼い頃から周りでトラブルが起きると、大人は私に事情を聴きに来ていた

全部見て聞いているからね

あと母の話では子どものわりに説明がうまかったらしい

というわけで、すべて聞こえるのにはメリットもデメリットもあり、今のところ聞こえることによる負の感情とうまく付き合っていく方法を探っていくしかないみたいだ

仕事自体にもまだ慣れていないからそこをなんとかするのはまだ先だそうだ

しばらくしんどいんだろうなあ

覚悟をもって過集中でぶっ倒れるくらいの気持ちでいこう(極端)

 

光に敏感になるんならサングラスを使えばいいと言われて、そんな簡単な手があったかと膝を打った

度付きのサングラスは持っていないので作ることにした

自転車の運転で事故ったら仕事どころじゃないので

 

明日はなんにもない日だ

休めるといいなあ