ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

大雨に翻弄される

診察日

明け方から土砂降りが延々と続き、果たして通院に使う電車は動くのかと心配しながら過ごしていた

昼前に確認したときは使う路線は通常通り運転しているということだったので、ひとまず準備をして電車の時間まで待った

これが良くなかった

使う路線が動いているだけで、県内を走る路線はほとんど運転見合わせという情報を同時に得ていたのに、すっかり油断してしまっていた

家を出る前に念のためもう一度運行情報を確認したら、乗りたかった電車は運転見合わせになったという事実が判明した

快速が動いてなくて普通列車は動いてるとのことだったけど、あともう10分早く確認していれば診察に間に合う普通列車に乗れたのである

ギリギリまで余裕ぶっこいてたから診察時間に確実に遅れることになった

 

いざ駅に着いてみたら普通列車も遅れが発生しているという

そのことは家を出るときにはわからなかったので、これでさらに病院へ着く時間が遅れることになった

遅れて発車した電車も徐行運転でのろのろ進み、通常なら35分くらいの道のりを1時間以上かけて進んだ

想像以上のゆっくりさで想定より大幅に遅れて病院に着くことになった

遅れることは連絡しておいたもののこんなに遅くなるとも思わず、病院に着いたら泣きそうだったね

しかも電車の中が治安悪くて、そこに1時間以上詰め込まれてたのはしんどかった

救いだったのは読みかけの小説を持ってたことでおかげで150ページ近く読めたよ

 

家を出て2時間以上かかって病院に着いて、その時間は心理士さんが帰るギリギリの時刻だったので、一言二言言葉を交わしてすぐにバイバイであった

こういう非常事態にこそ心理士さんに話を聞いてほしいものだけど勤務時間は決まっているのでしかたがありません

明日電話してくれるらしいのでそれだけでもありがたいことだ

 

診察の予約時間からは1時間以上遅れて入ったので待ち時間が長いかと思っていたけど案外待たずに呼ばれて主治医とは話してきた

こちらの状況は主治医に伝わっていたので大変だったねと言ってくれて、そこでようやく力が抜けたかな

先週ずっと悩んでいた食事の話をしてきて、完璧な食事はないねということになった

自分に合う食事は自分で見つけるしかないし、その時々のコンディションでも合う食事というのは変わるので、状況に応じて「自分に合う食事」に近いものを選んでいこうということを主治医と話し合って納得できた

主治医は過食はだめだという意見なんだと勝手に思い込んでいたけど、絶対悪ではないからねと今日言われてあれまあとびっくり仰天である

ふだんの食事が少なめだからたまに出る過食で帳尻合わせをしているんだと思うし、身体がちゃんと警告を発してそれに反応できているから大丈夫だよと

これで心理士さんと主治医の意見がほぼ同じ方向を向いたので私としては非常にやりやすくなった

食べること、きちんとしなくてはっていう呪いが少しほどけた感じ

自分にできるようにやるのがいいんだと思えたし、食べられないときも食べ過ぎちゃうときもそういうものだと受け入れていいんだと肯定できた

ああ、よかった

 

一日中食べることを考えていたような一週間だったので、それは逆に不健康だと主治医に指摘されて、ほんとそれなと他人事のように思った

いつか心理士さんが言っていた摂食障害の思うつぼという言葉を思い出した

蟻地獄にはまってあっぷあっぷしていたのがようやく脱出できたようです

電車の運休や遅れに翻弄されて疲れ果てたけど診察には行けてよかったです