ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

3分の1の余力を残すとは

診察日

土曜日は心理士さんがいないので主治医との診察のみ

実習中の様子や家に帰ってからの生活など手紙にして渡す

主治医の第一声は「がんばりすぎてない?」であった

さすがだなあ

常時がんばりすぎるのが私であるということはすっかりお見通しである

 

自分が成長していると感じるのは他人に指摘される前にがんばりすぎているという自覚をできるようになったことか

それでも自覚するのは遅いと思うが

だって今週も月・火で120%の出力で実習をこなしてヘロヘロになってからようやく気が付いたからね

気が付くようになっただけマシではある

 

週の真ん中からは最大出力70%くらいだったから強制的に全力は出せなかったのだけどそれでもなんとかなったという話をした

そうしたら主治医は自分の持っている力の6~7割で十分通用するだろうと言った

実習中は3分の1の余力を残してやれと

余力を残してやるっていうのはさっぱりわからない

ONかOFFしかない、中間みたいなのはそもそも搭載されていない

それは主治医もわかっていることで、どうやったら余力を残す工夫ができるのかというのを話し合う

完全にONになれるのはすごいことなんだけどと主治医はフォローしてくれたが、雇われて働くうえでは支障が出るってこれまでの経験で知っている

 

昨日から試しているのはデジタル表記の置時計を借りて、時刻を数字で見えるようにして15分作業したら30秒は手を止めるということ

主治医はそれはいいかもねと言ってくれた

1分くらい止まっても違和感はないんじゃないかとか、15分でまだ力が抜けきらない場合は10分間隔にすればいいとかアドバイスももらった

主治医に自分の仕事スピードが速すぎるようだと相談したら、周りの人はどんな感じで作業をしているのかと逆に質問された

思い返せば自分は実習生のくせに猛スピードで入力やデータの確認などをしていたけど、周りの方たちはかなりゆったりしているように感じる

遅いとかダラダラしているとかではなくて、標準のスピードがそもそも違う

私の標準が周りと比べると猛スピード仕様らしく、これはどの職場でも絶対に言われることなので事実なんだろう、ちょくちょく手を止めるくらいのほうがちょうどいいのかもしれない

 

主治医、心理士さん、実習先の課長さん、3人に指摘され、そして自分でも感じているが、やはり課題は体調をそこそこで維持すること、スピードを出し過ぎない工夫を試すことである

課題がはっきりしているほうが取り組みやすいからいいじゃないか

まだ時間はある

そんでやっぱり実習生なんだから必要以上のプレッシャーを自分にかけるなと言いたいね