ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

書店より図書館が好きみたい

急に真冬の寒さと強風が来てびっくりびっくりの一日

天気予報で知っていたとはいえ体感すると驚きの寒さだった

そんな寒くて風が強い日にどうしても家に居たくなくて強行で外出したのだが、あまり良い結果にならずに帰ってきてしまった

まあ、もういいやって思ってるけど

引きこもり体質なのかそうじゃないのかはっきりしたまえよとは思ったね

家にずっといると外出したくなるくせに、いざ目的のない外出をしたら他人の挙動に目がくらんで帰りたくなるのである

だいたいそう

つまり本質は引きこもりってことかな

散歩くらいに留めて、あまり他の人の声が聞こえるところには近寄らないほうがいいんだろうね

 

外出して目当ての場所が一応あったのだけど、そこがとても混雑していて諦めて、このまま極寒の中をただ歩いただけで帰るのは嫌だと思い、帰り道の書店に寄った

図書カードをもらったのでなにか使い道があるかしらと探すのもいいかと思ったの

書店に行ったのは久しぶりだな

記憶にあるのは昨年の12月が最後だ

大きな書店なんだけど、こう、なんていうか本の圧なのか書店員さんの商魂なのかわからないものに圧倒されて、ここは快適な場所じゃない感が満載だったな

書店だから当然並べられている本は買ってもらうためのもので、その買ってくださいっていうオーラが自分にはまぶしかった

ぜんぶ新品なのもあるか、そりゃそうなんだけど

よく考えたら何を買うか決めずに書店に行くことって、これまでほとんどしてこなかったんだ

あれが欲しいと明確な目的があって行く時には困らないけど、なんかいいものないかなという気持ちで行くには近寄りがたいものがある、本自体に

 

図書館が好きだからかな

なんかいいものないかなっていう時には図書館をうろうろして、だいたいあ行の作家さんとな行の作家さんとま行の作家さんを攻めると当たりが出る

もしくは「返却された本」の棚に行く

ずっと前からある本も最近出版された本も一緒になって並べられているのが好きだ

いろんな人が読んでいるからカバーが手に馴染む感じもいいね

まあ、なんていうか自分はあまり人が読まなさそうなのを読むから、わりとキレイな状態のものを選びがちではあるけど

唯一、森見登美彦さんの『宵山万華鏡』はくたくたになってるのを何回も借りて読んでる

 

あとはさ、帯がついてないのがいいと思います

小説は帯を見て読んだら途中で展開がわかってしまって興ざめになっちゃうからな

タイトルと装丁の雰囲気で選んで読むほうが私は楽しい

好きな作家さんはなにが来てもなんでも楽しい

一応あらすじを確認して、今のメンタルでいけそうかどうかはチェックするけど

いつかは読めるのです

その時は無理でも読めるタイミングが来る

 

今日は落ち込んで帰ってきたなと思ったけど図書館が好きってわかったっぽいのでいいのではないでしょうか

図書館通いを再開したところだし、読書にも熱が入るってもんよ

息抜きで読んでるから根を詰められても困るんだがね

小さい頃から通っている図書館が今もあることはとてもありがたいことだなと思う