ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

『シャーロック・ホームズの凱旋』を読み終える

寒い一日でしたが乗り越えました

朝イチ歩いて事業所まで行き、保健センターに寄って障害者手帳の更新手続きもして帰ってきたら疲れ果てていた

歩く距離もふだんより長いし、なんせ寒い

寒いとエネルギーを消耗しますね

 

ご褒美を考えた結果予算内で好きなものを食べてよいということにして、シュークリームを何種類か食べ比べる

セブンのカスタードシューはリニューアルしてからちょっとクリームの感じが変わってしまって前のほうが好きだったな

その味を求めるならエクレアのクリームが美味しい

チョコがそんなに得意じゃないからエクレアってあまり手を伸ばさないんだけど、どうしてもあのカスタードクリームが食べたいって思ったら食べちゃう

小学生の頃はチョコレート好きだったのにいつの間にか苦手意識がものすごくこびりついている

避けても日常生活に困ることはないけれどねえ

プロテインバーとかやたらチョコ味が多くて食べられないっていうのはたまに厄介かな

シュークリーム食べ比べをして心が満たされたので、がんばって歩いたかいがあったってもんだ

で、結局一番美味しかったのがセブンのエクレアなのがおかしい

 

午後からはひたすらに森見登美彦さんの新作『シャーロック・ホームズの凱旋』を読んでました

休憩挟んで4時間くらい

仕事の時間も4時間なのになんでこうなった

カーリング観戦のおかげで集中力を取り戻して小説にものめりこめた

本当は途中でストップしてお楽しみを後にとっておこうと考えたんだけど、盛り上がってきたところで途中やめにすることなど私には不可能であった

ざっくりした構成は森見式って感じなんだけどやっぱりそれがいいんだよなあ

現実逃避にもってこいです

 

発売されてからいくつか取材記事を読んだけれど、私が新作を心待ちにしている間、森見さんはスランプに陥っていたらしくて、それを知って読むと作中のホームズやワトソンやモリアーティ教授のセリフに真実味を感じると言うか、ぐさっと刺さるものがあるなって思った

現実逃避できるお話だけど現実に引き戻される瞬間もあって、そういうところが私は好きだ

知り合いみんなに読んでくれ!!と宣伝して回りたいんだが、森見さんの文章に沼ってない人に勧めたらどうなるんだろうとちょびっと怖い

そもそも宣伝して回る人もあんまりいない

 

ちょっと話は変わるんだけど、つい最近まで「読書」って小説もしくはエッセイを読むことだと思ってました

世の中にはいろんな種類の本があって教養のためのものや技術のためのものや、他にも私が知らないジャンルがあるだろうに、それらを読むことは読書と言わないって思い込んでたんだよな

ファンタジー成分を欲する性質なので現実的に役に立つ本みたいなのは敬遠しているからかな?

エッセイは生き方に役に立つから一概にそうとも言えないか

幼い頃からフィクションにどっぷりハマって生きているからそうなってたのかも

「読書」する内容って人によって違うんだなとようやく知りました

目的も違うのか

むーん、多種多様、おもしろい

 

集中して小説を読んだらエネルギーがチャージされた感じがする

明日からまたがんばるぞ