桜が咲くと大学時代(2年で中退)のことを思い出す
2回生の春、新入生歓迎会のお花見で寒くてつらい思いをしたから
部活なんかやるもんじゃねえなと思ったよ
花見のあと、一緒に居酒屋で愚痴れる同期がいたのは幸いかもね
今はもう誰にも会えないけど
そもそも大学に進学したのが自分には合ってなかったなと振り返れば思う
中学三年生で摂食障害(重度の拒食)になり、高校は留年したけどやめた
高卒認定試験を受けて、17歳の頃は洋菓子店でアルバイトをしていた
一年アルバイトをして、教師になりたいと思って予備校に通った
そこでね、まず最初の失敗
母親と予備校の講師に勧められて、教科が少なくてすむ私立大学のコースにしたんだけど、本当は地元の国立大学に行きたかった
予備校時代はとにかく勉強をすればよかったから、友だち付き合いとかも気にせずすんで問題なく大学には入れた
大学はそこそこの偏差値のところを選んだけれど、教育学部が新設の年に入ったからか周囲のレベルがかなり低くて、1回生の最初ですでに嫌になってた
教育学部なのに卒業したら新聞社に勤めるとかアパレルでいいとか、別にこの大学のこの学部じゃなくて良かったというクラスメイトがあまりにも多くてがっかりした
授業もまじめに受けないし
1回生の教育実習で行った小学校で、実習後もボランティアをしていて、大学よりボランティアで小学校行ってるほうが楽しかったし、呼吸もできた
あとは、
大学に進学する=ふつうの人たちと同じルートに乗る
だと決め込んでいたから、部活もしなければと思ってマイナースポーツの部活に入った
今の自分からしたら奇行だし自滅だし、やめとけよって思う
わりと強い部活だったから練習もしっかりあるし、先輩厳しいし、同期はわりと仲良くしてくれたけど、そもそも自分はチーム競技が苦手であった
当時は周りと同じようにするのが正しいと思い込んでいて、自分の適性とか全然考えてなかった
学部の勉強自体は興味深かったけど周りとの落差が激しいし、部活は自分に合ってないことに気付いたけどやめられなくてどんどん心身を病んで、結果的には2回生の後期の始まりには家から出られなくなった
高校に行けなかった人間が大学に通うなんて無理ゲーだと当時は思った
今は高校に行けなかったことだけが原因ではないと思ってる
ふつうになることを目的にして大学進学したから苦しくなった
周りと違ってていいじゃんと思えなかった
あんまりこういうこと考えるのよくないけど、大学に入る前にはASDと診断されてたら違った道を選べていたのかなと思う
悪いことばかりじゃなかったはずだけど、大学に進学したのは自分には合ってなかった
中退したあと何年かして通信大学で学ぼうとしたけど、レポートだけで評価されるのが嫌ですぐやめた
大金動かしたのになんてもったいない
ふつうの道、多数派の道を目指さなくていいよって早く知りたかった
そうじゃない道を選んだ今も苦しいことたくさんあるけどね
自分で道を切り拓いていかなきゃならんから、先のことがイメージできないと怖い自分にはつらいことだらけだけど
全然向いてない多数派の生活して苦しむよりはマシなんだと思おうとしているよ
本当にこの道で合ってたかは死ぬときにしかわからん、きっと
早く死にたいとか言ってるやつが何を言うかって感じだが
最近、うまくいかないことだらけでやっとられんから昔のこと思い出してみた