ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

得意不得意

診察日

主治医は毎週「よくがんばっているね」と言ってくれる

あまり自分で自分をほめないのがバレているのかもしれない

疲れについて訊かれたとき、私は頭痛とか関節や背中の痛みとか身体的なことばかり言ったらしい

「気持ちはどうか?」と訊かれてハッとした

まだ精神的な疲労を感じる余裕がないことに気付いた

そのことも踏まえて、自覚している以上に身体的にも精神的にも疲れているはずだから休日はゆるく過ごすようにとアドバイスをしてもらった

「異動してよかったですか?」とも訊かれて驚いたな

そんなこと考えてなかった

いいも悪いもその選択しかできなかったから

結果的に今のところ異動してよかったとは思う

 

心理士さんには先日書いた当たり前の話をする

結論から言うと、私の脳の構造上、多くの人がすっとわかるような「当たり前」がわかりにくいのは仕方ないので、その点を気に病む必要はないとのこと

この前の僕の言い方が悪かったかもとも言ってくれた

発達障害の脳のことを心理士さんは「少数派」と言う

世の中の仕組みは多数派に合わせて造られているから、その中では少数派の人の不得意な面が目立ってしまう

けれど多くの人が難しいと感じることを、少数派だったら簡単にこなせてしまうこともあって、得意不得意のバランスが違うんだよと言われた

こういう話はたびたびする

私がなにかにつけ世の中の仕組みにつまずくからである

根気強く何度も説明してくれるのは本当に助かる

今回もモヤモヤしていたことがまあいいかと思えたので感謝

 

心理士さんは私が仕事をするにあたってかなり楽観的な考えを持っていて、こっちがイライラするくらいなのだが、今日その根拠を教えてくれた

心理検査、知能検査で能力が高いことが証明されているからだそう

今の心理士さんが検査をしてくれて、直後から「能力がある」と言われ続けて、それがとても嫌な時期もあった(今もしっくりはきてない)

だけど検査の結果、数値が高いということは潜在能力が高いということだから、自信に思ってほしいと今日はっきりと言われた

検査をした当時は出会ったばかりで、結果をどう受け止めるかわからないから当たり障りのない言い方をしたらしい

そのときは「あまり数値にとらわれないように」というニュアンスのことを言っていた

だけどもう5年も話してきて、私の自己評価があまりに低いということをわかってくれているので、自信を持てと言われたんだと思う

すぐに自信を持つのは難しいけど、「できない」「できてない」と思うことが少なくなればいいかな

 

今日はなんだかたくさん話せて充実していた

昨日の望みが叶ったな