ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

自分の能力と仕事に対する考え方

診察日

約2週間ぶりの診察

昨日、心配していたような仕事に対するネガティブな気持ちになるということはなかった

眠れていない問題のほうが大きいから診察では仕事に関する話の時間が短かったのもある

自分のなかで仕事に対する考え方とか気持ちが少し変わったのもあるかもしれない

 

心理士さんへの手紙に「させてもらっている仕事は能力なんかなくてもできる」って書いてしまったんだけど、それは自分の偏った思考であると気づいている

話の中で弁解じゃないけど、もうひとりの自分の考えも伝えた

今の仕事の内容は手書きで伝票を作ったり、Excelで納品書を作ったり、注文書を確認しながら商品に貼るシールをまとめて準備するような事務が半分

ホテルに卸すサンドイッチの具材の野菜を大量にカットするというのが半分

これらは自分からしたら「能力なんかいらない」と思ってしまうようなことなんだけど、それって自分にとって向いている内容だからなんだろうなとも考える

障害があろうとなかろうと事務仕事が苦手な人だっているはずだし、ひとりの空間で2時間とかキャベツの千切り・ニンジンの千切りをサボらずにできるって異常者の部類だろう

それを「能力なんかいらない」と考えてしまうのは失礼だし、自分にとってももったいないんだろうなってやっと気づいた

手紙を書いたあと、昨夜いろいろ考えてようやくその境地に達した感じ

まだ自分も職場の人も何ができるのか何が向いているのか探りながらの状態だけど、少なくとも今させてもらっていることは自分の「能力に合っている」ことなんだと思う

 

難しくなくできてしまうからこんなことでいいのか?と思っているのも事実

これまで経験してきた仕事はアルバイトだろうと正社員だろうと、自分の持っている力以上のものを発揮しないとこなせなくて、それが仕事なんだって思っていた

実力以上のものを出すことは技術の向上につながるだろうけど、常にそれを求められると自分にはしんどかった

だから今のようなところで働いているんじゃんと心理士さんに言われてしまった

A型事業所とかは自分の力に合わせて働くところだから、無理をして実力以上のパフォーマンスをしなきゃって考えなくてもいいみたいだ

しんどいくせにいつも現状の自分より上を見て足掻いているんだな

そんでもって私は技術の向上より、環境に適応するとか他人の動きに少しは鈍感になるとか、そっちに注力するべきなんだよ

いや、こっちは本当に無理難題って思っているから手をつけたくないのが本音だけど、どこで働くにしろ人となんとかやっていくことは求められるから「ぜんぶ無理です嫌です」とは言ってられないよな

人の会話や独り言が気になるならもっと遮音性の高いイヤーマフを用意するべきなのか

脳の構造はいじれないから道具に頼るのもありだよね

という感じで今日は仕事について心理士さんとしっかり話をした

 

眠れないのは薬に頼ることにしてトラゾドン25㎎が頓服で出た

眠前薬は布団に入る30分前には飲むようにとも言われた

あなた何年薬で眠ってんのよって話

(17~8年か…長いな)

手首を切っている話をしそびれたのポンコツ