ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

街中のイタチは目を合わせてくれた

昨日の通院の行き帰りで2時間以上立ちっぱなしだったので今日はへとへとでした

大人しくしようと思って仕事をしたあとはずっと読書をしてました

原田マハさんの『風神雷神 Juppiter, Aeolus』を読んでたけど面白くてのめり込んでしまって結局大人しくできたのかは怪しい

上下巻のボリュームのある作品で、16世紀後半を舞台にしているものってあまり読んだことがなかったので新鮮で、歴史の授業で点と点で習っていたことがつながったのがとても興味深かった

あくまでフィクションだから史実とは異なるんだろうけど、時代背景なんかは研究に基づいて描かれていると思う

世界地図を広げながら日本史と世界史を同時にたどっていく感じが面白かった

 

昨日は大雨に翻弄された以外にもびっくりしたことがあって、裏の中学校の敷地内でイタチと思われる生き物がキョロキョロしてるのを見つけたんです

学校は休校だったのかな、人気がないから出てきたんだろうけど、校舎の窓の下でもぐりこめるところはないかと探しているようなイタチらしき生物を目撃して驚きのあまりこちらも動きを止めてしまった

実家に住んでいるときはイタチがいるのはわかっていたし、たまに道路をビュンと通り過ぎる長い尻尾の細長い小さな生き物の影を見ることもあった

昨日見たやつは、身を隠すこともせず堂々と歩き回り後ろ足で立って校舎の中をのぞきこもうとしているような感じだった(もちろん大きさ的にそれは不可能なんだけど)

まず思いがけないところでイタチらしきものを見かけたことに驚き、姿かたちをまじまじと確認できたことにも驚き、ぽけーと見ているうちに向こうもこちらに気づいて、数秒見つめ合ってしまったことにも驚いた

お互いに相手を観察して、やっと向こうが危険と判断したらしくて草陰に走っていったんだけど、あんなに鈍くていいのか野生動物

イタチって実はちゃんと見たの初めてで本当にイタチなんか?と思って調べてみたら、おそらく9割の確率でイタチだった

都市部にも棲息してるらしくて、大阪や東京にいるなら岡山の市街地なんてちょっと行けば山も川も草地もあるんだから、いてもなんら不思議はないのかと思い直した

 

大雨でどっかから逃げてきたんだったらかわいそうだったなあ

ここら辺に棲んでいるんならそれはそれで問題が起こりそうでもあるが

でも面白い出会いでした

周りをよく観察してたら見つかるものもあるね