ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

急に昔のことを思い出す

昨日のドタバタを経験すれば今日なんかとってもラクだった

いつも通りの木曜日だったと思うんだけど、比べる対象が凄まじいからな

お昼ごろ、サービス管理責任者の方が来て少し話した

新しい支援員さんはA型事業所みたいなところでの経験がない方だから、イライラすることもあるだろうけど堪えてねと言われた

こればかりは自分がうまくやり過ごす術を身につけるしかないから、仕方ないな

しんどいだろうけど乗り越えてきているねとも言われた

 

その流れなのか17歳の年にしていたアルバイトのことを思い出した

摂食障害の影響で高校を中退した後、個人経営のケーキ屋さんでアルバイトをしていたのだけど、そこのオーナーご夫妻が本当に良い方たちだったなといろんな経験をしてしみじみと感じられる

当時はまだ自分がASDであることもわかっておらず、17歳で当然社会経験もなくて、指導するのは苦労されただろうけど、一から丁寧に教えてくださった

ケーキの作成や焼き菓子の梱包が最初の仕事だったけど、だんだん接客もさせてもらえるようになり、このアルバイトをしたからその後の人生でそれなりに働けたんだろうと今になって思う

多分、私は融通も利かないし、ゆっくりやっていいよと言われるのにすごいスピードで作業をしてしまうし、なんだろうこの子はと思われていたと思う

それでも私に合わせて指導してくださって、ステップアップのチャンスもくださって、恵まれた方たちのもとで人生最初の社会経験ができたのは本当に幸運である

もしそこで挫折していたら大学進学や医療事務として働くとかもできず、ただただ引きこもりニートになっていたと思う

現状の職場で思うことがいろいろあるから、ケーキ屋さんの環境は希少なものだったんだなと思い知った

まあたまには昔のことを思い出すのもいいだろう

 

明日仕事に行って帰ったら、いよいよ引っ越しの荷造りに本格的に取り組むぞ

がんばるしか!