ふつうじゃなくても生きられるか

病んでる日記・ASDで双極性障害の人が日々考えること

自分の中に何人かいるでしょう?

今日、心理士さんに言われた言葉

よくわかってくれているなと改めて感じた

心理士さんの言う通り、自分の中には何人か人がいる

主に自覚できているのは3人

「本音さん」「正しい人」「3番目の人」

と呼んでいる

本音さんは、感情と直結している人

1番暴れん坊でわがままで波が激しい

多分だけどASDの特性もこの人に入っている

正しい人はこれまで育ってきた環境で作られた、社会的に正しい行動言動を促す人

本音さんをいさめたり、入れ替わってできる子モードになったりする

3番目の人は本音さんと正しい人のやりとりを観察している人

診察や面談で話すのは3番目の人

1週間の本音さんと正しい人のやりとりを記憶していてそれを伝える

それ以外にもいる気がするんだけど、まだ名前がつけられない

 

本音さんの中でも葛藤することがあって、今日はそれを指摘された

本来、ASDの特性を考えても、私という人間は「きちんとする」のが合っている

だけどきちんとしても結果が出なくて未来に光も見えなくて嫌になることがある

もう知らない、どうでもいいと思うのも本音さん

だけど本当はきちんとしたいのも本音さん

きちんとしたほうが安定するよと第3者の視点で言ってくれて、やるしかないと思った

 

心理士さんは4年以上の付き合いで、本当によく見てよく覚えていてくれてる

病院が変わったことで話せる時間が減ってしまって、自分としてはまだ適応できていない

もっとゆっくり話したいと思うし、なんで職場変えたんだよと八つ当たりしてしまいそうにもなる

だけど話せる時間は短くても、これまでの積み重ねは消えない

こういうの本当に見失いがち

もう嫌だ、会いたくないと思うのも本音さん

だけどやっぱりよくわかってくれてる人は大事にしないと

 

日々の虚しさはすぐにはなくならないけど、きっと

荒れ狂う本音さんを3番目の人が観察して面白がれるくらいになるといい

すぐにはできないだろうけどね